EDという病気について知っていても、なぜ勃起ができなくなるか正しく理解している男性はあまりいないかもしれません。
原因には様々なものが考えられ、自分は大丈夫だと思っていてもある日突然ペニスの調子が悪くなる可能性もあるのです。
以下にEDの原因をまとめますので、なぜ発生してしまうのか理由をチェックしておくと良いでしょう。

精神状態が悪くなることでEDとなってしまう?

EDには複数のタイプが存在し、その中の1つに心因性EDがあります。
不安やストレスなどが原因となり、神経や血管の働きが悪くなってしまうことで勃起が難しくなると言われています。
発生前までは問題なく勃起できても、ある日突然セックスやオナニーができなくなってしまうかもしれません。

心因性EDは2つのタイプに分かれる

1つ目は現実心因と呼ばれるもので、日常生活のストレスなどが理由だと考えられています。
仕事や学業などで感じた過労や緊張などが影響するでしょう。
2つ目は深層心因と呼ばれるもので、過去のトラウマによりEDとなってしまう場合もあるのです。

物理的な原因によりEDとなることもある

男性のペニスは海綿体という組織で構成されています。
脳が性的興奮を感じると勃起を促す物質が分泌され、血管が広がると言われています。
すると下半身への血行が促進され、海綿体に血液が溜まりやすくなると考えられているのです。
海綿体が充血を起こし硬くなると、セックスやオナニーに適した勃起状態となるのです。
しかし物理的な怪我によりペニスやその周辺の血管が傷付けば、血行が悪くなるかもしれません。
充血に必要な血液が不足してしまうと、フニャフニャとした中途半端な勃起が起こるでしょう。
このように物理的に勃起が妨げられる現象を、器質性EDと言います。

生活習慣病の影響を受けるEDにも要注意

厚生労働省の公表データによると、生活習慣病にかかっている男性は健康な男性よりもED発症リスクが高くなるとあります。
運動不足や偏食が長く続くことで、血液がドロドロとなり流れにくくなるかもしれません。
つまり血行が悪くなり、海綿体が充血できなくなってしまう場合もあるのです。
またある専門クリニックがまとめたデータには、糖尿病の男性はEDになりやすいとあります。
糖尿病による動脈硬化が起これば、血行が悪くなってしまうためです。
生活習慣が悪くなっている男性は、適度な運動とバランスの良い食事を心がけた方が良いでしょう。

心臓病とEDにも関わりがある?

厚生労働省により、虚血性心疾患という病気について調査が行われたことがあります。
その調査結果により、虚血性心疾患の患者数は80万人以上存在すると判明したのです。
虚血性心疾患には、心筋梗塞や狭心症などがあります。
それらの症状の1つに、冠状動脈狭窄と呼ばれるものがあります。
心臓にある血管が詰まってしまい、血液循環が悪くなってしまうものです。
すると下半身に流れる血液量も限られてしまい、器質性EDとなってしまう可能性もあります。
ペニスが勃起できなくなった場合、心臓の血管に異常が起きているサインかもしれません。

薬物治療の副作用によるEDも存在する

EDの中でも薬物の副作用が原因となるものを、薬剤性EDと言います。
薬剤性EDの可能性がある薬には、以下のようなものが存在します。

  • 抗うつ薬などの中枢神経に作用すると言われるもの
  • 麻酔薬などの末梢神経に作用すると言われるもの
  • 鎮けい薬などの消化器官に作用すると言われるもの
  • 不整脈治療薬などの循環器系に作用すると言われるもの

持病の治療により上記のものを飲んでいる場合、注意した方が良いでしょう。

EDと思われる症状が見られた場合、専門医に相談することをおすすめします。
詳しい検査により原因がわかれば、適切な治療を受けられるでしょう。